文章題 基本の "基の字&qu
2009年10月16日文章題 基本の "基の字" ~超基本編~
前回の blog まで 四則演算のテクニックを ザァ~ッと 書いてきました。まだまだ、数に関する トピックは色々あるのですが...。 あまり 計算問題ばっかりやっていても、肩がコルので 少しばかり文章題を解いていきたいと思います。
中学受験 算数 において、文章題が苦手 … 。っていう、お子さん が 多いかと思いますが、新米 papa が思うに、やれ過不足算だの、つるかめ算だの、年齢算だの、ニュートン算 等等 それぞれに公式があって、それを覚えるがめんどくさい !!また 公式を覚えても、問題を見ただけで 「あっ、これは 過不足算だ !!」って気づかなければ 公式が使えない...。 っていう、今までの 公式詰め込み式 算数学習法の限界ではないのかなぁ と 思っています。
ので、新米パパの算数教室では、極力 公式 を使わずに 文章題を解いていきたいと思っています。(全く使わない というワケにはいきませんが...。) また、未知数 x , y も使わずに解いていくつもりです。( x , y を使うと 数学になっちゃうので...。) ただ、papa の理解を深める為に、x , y を使った数学的解放も合わせて 併記 出来るところは、していきたいと思います。
前置きが 長くなりましたが...。 本日の 例題です。
A君は 68cm のロープを持っていました。B君からロープをもらって 足したところ、2つのロープの長さの合計は 132cm となりました。 B君からもらった ロープは 何cm ですか?
papa にしてみれば 簡単な問題ですよね。 数学を使えばすぐに68 + b = 138b = 138 - 68∴ b = 64cm ... 答えと回答できるかと思います。
しかし、新米パパとしては、子どもたちが今後 色々な文章題を解く 基礎を作る為に、算数的アプローチで考えてみたいと思います。
文章題は とにかく 文章を図で表わす !!
今回の問題を 図で表すと...
A君の持っていたロープの長さは 68cm。 これを適当な長さで線を引きます。(※ 6.8cmのようなきちんとした長さでなくて良いです)
B君の持っていたロープの長さは わかりませんが、これも 適当な長さで線を引きます。(※ Aより長いか短いか わかりませんが、適当で良いので線を引きます。)
A と B のロープの長さの合計が 132cm だったので、1.と2.で書いた線を 横に並べます。 そして、合計が 132cm である事がわかるように、線の下側に長さを書いておきます。
この文章題の 線分図 の完成です !!
実際、子どもたちが ノートに書くときは 黒鉛筆 1色で書くので、下のような線分図を書いてください。
ココまで来ると 計算すべき 計算式が思い浮かぶと思います。
132 - 68 = 64 (答え) 64cm 引き算の簡単な暗算方法はコチラ >> 整数の引き算
なぁんだ 結局 最後の計算式は 数学と一緒じゃん !? って思ったかもしれませんが、算数ではとにかく 図を描くことが重要です !! これから先、色々な応用問題を回答する時も 図を描くことによって、頭の中を整理できれば 答えに大きく近づくはずです !! 簡単な問題だと 図を書くのが面倒...。 なぁんて思うかもしれませんが、なれる為にも 必ず書いてくださいね。
また、線分図を描くときに、解らない長さをどうやって書けばいいの? って疑問を持つ子ども もいるかと思います。 今回の問題ですと、B の長さがわからないので、Aより長く書けばいいの? 短く書けばいいの? Aに比べてどれくらいの長さで書けばいいの? と 疑問が次々と湧いてくる事でしょう。 でも、線分図は、正しい縮尺で 文章題を正しく図に表すためのものではなく、あくまでも 頭の中を整理する道具 として使うように 教えてあげましょう。 つまり、B の正しい長さは 64cm と Aより 短いのですが、線分図の Bの長さが Aより長く描いたとしても、問題を解く上では、何の問題もありません。 (中学受験で 減点の対象となるかどうかは、分かりかねますので、塾の先生等にお聞きください...)
繰り返しになりますが、荒削りでも良いので、文章題は 図を描く !! この事を 忘れないで下さいね。
Copy Right 新米パパの算数教室 2007
http://fx.ioi1.net/
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前回の blog まで 四則演算のテクニックを ザァ~ッと 書いてきました。まだまだ、数に関する トピックは色々あるのですが...。 あまり 計算問題ばっかりやっていても、肩がコルので 少しばかり文章題を解いていきたいと思います。
中学受験 算数 において、文章題が苦手 … 。っていう、お子さん が 多いかと思いますが、新米 papa が思うに、やれ過不足算だの、つるかめ算だの、年齢算だの、ニュートン算 等等 それぞれに公式があって、それを覚えるがめんどくさい !!また 公式を覚えても、問題を見ただけで 「あっ、これは 過不足算だ !!」って気づかなければ 公式が使えない...。 っていう、今までの 公式詰め込み式 算数学習法の限界ではないのかなぁ と 思っています。
ので、新米パパの算数教室では、極力 公式 を使わずに 文章題を解いていきたいと思っています。(全く使わない というワケにはいきませんが...。) また、未知数 x , y も使わずに解いていくつもりです。( x , y を使うと 数学になっちゃうので...。) ただ、papa の理解を深める為に、x , y を使った数学的解放も合わせて 併記 出来るところは、していきたいと思います。
前置きが 長くなりましたが...。 本日の 例題です。
A君は 68cm のロープを持っていました。B君からロープをもらって 足したところ、2つのロープの長さの合計は 132cm となりました。 B君からもらった ロープは 何cm ですか?
papa にしてみれば 簡単な問題ですよね。 数学を使えばすぐに68 + b = 138b = 138 - 68∴ b = 64cm ... 答えと回答できるかと思います。
しかし、新米パパとしては、子どもたちが今後 色々な文章題を解く 基礎を作る為に、算数的アプローチで考えてみたいと思います。
文章題は とにかく 文章を図で表わす !!
今回の問題を 図で表すと...
A君の持っていたロープの長さは 68cm。 これを適当な長さで線を引きます。(※ 6.8cmのようなきちんとした長さでなくて良いです)
B君の持っていたロープの長さは わかりませんが、これも 適当な長さで線を引きます。(※ Aより長いか短いか わかりませんが、適当で良いので線を引きます。)
A と B のロープの長さの合計が 132cm だったので、1.と2.で書いた線を 横に並べます。 そして、合計が 132cm である事がわかるように、線の下側に長さを書いておきます。
この文章題の 線分図 の完成です !!
実際、子どもたちが ノートに書くときは 黒鉛筆 1色で書くので、下のような線分図を書いてください。
ココまで来ると 計算すべき 計算式が思い浮かぶと思います。
132 - 68 = 64 (答え) 64cm 引き算の簡単な暗算方法はコチラ >> 整数の引き算
なぁんだ 結局 最後の計算式は 数学と一緒じゃん !? って思ったかもしれませんが、算数ではとにかく 図を描くことが重要です !! これから先、色々な応用問題を回答する時も 図を描くことによって、頭の中を整理できれば 答えに大きく近づくはずです !! 簡単な問題だと 図を書くのが面倒...。 なぁんて思うかもしれませんが、なれる為にも 必ず書いてくださいね。
また、線分図を描くときに、解らない長さをどうやって書けばいいの? って疑問を持つ子ども もいるかと思います。 今回の問題ですと、B の長さがわからないので、Aより長く書けばいいの? 短く書けばいいの? Aに比べてどれくらいの長さで書けばいいの? と 疑問が次々と湧いてくる事でしょう。 でも、線分図は、正しい縮尺で 文章題を正しく図に表すためのものではなく、あくまでも 頭の中を整理する道具 として使うように 教えてあげましょう。 つまり、B の正しい長さは 64cm と Aより 短いのですが、線分図の Bの長さが Aより長く描いたとしても、問題を解く上では、何の問題もありません。 (中学受験で 減点の対象となるかどうかは、分かりかねますので、塾の先生等にお聞きください...)
繰り返しになりますが、荒削りでも良いので、文章題は 図を描く !! この事を 忘れないで下さいね。
Copy Right 新米パパの算数教室 2007
http://fx.ioi1.net/
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