ネットの世界

2011年2月13日
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ネットの世界

昨年末ぐらいから、ものすごく考え方が変わってきて、インターネットとテレビは全く競合していないと思うようになってきた。

テレビになりたい、というビジョンを持つ会社の話を聞いたこともあるし

テレビに勝ちたい、という夢を持っている人も知っている。


テレビでインターネットができるセットトップボックスなるものを、マイクロソフトが販売していた時期があったし。


インターネットはテレビを超える、という理論が世の中のマジョリティだった気がする。


もっというと、今は、パソコンと携帯すら、競合していないと思っている。


たしかに、昔からそういう話をする人はいたが、明らかにマイノリティでした。


なぜ競合しないか?

答えは簡単で、使うタイミングが違うから。


新聞・・・朝食とか電車、喫茶店
ラジオ・・・車の中とか何か作業しながら
携帯・・・トイレ、たばこ、待ち時間
PC・・・会社、深夜時間を取って
テレビ・・・見たい番組を見る

こう考えると

新聞、携帯は暇つぶし
ラジオは何となく
パソコンはパソコンだけができることをするとき
テレビは欲求

という分類になるのかな。

新聞と携帯は競合してると言えると思う。

例えば、1500万人のmixiが本格的にユーザビリティの高い、RSSつきのニュースサイトをつくれば、新聞なんていらない、というユーザは増えるだろう。

生活シーンにおいて、利用タイミングが近いから。

そういう意味では、最近imenuにニュースが出来たのは、すごいことだと思う。




けど、やっぱり、タダであれだけの優良コンテンツが見れる、日本の民放は別格。

だから、インターネットとテレビは本質的には競合になり得ない。


同じ時間に、1000万人を超えるユーザに「強制的に」リーチできる媒体はインターネットでは無理だから、広告視点でも競合しない。


では、インターネット広告は?

やっぱりパフォーマンス系の広告だと思う。

いくらリーチできるメディアができても、フジテレビには勝てないと思う。


けど、フジテレビを見た人が、ネットで検索して、より商品のことを知ることはアリだと思う。

CM⇒Searchという直接の流れじゃなくてもいいけど、

・CPAコントロール
・認知度

のレベルで、企業の広告の効率が決まるわけで、いくらCPAが低く抑えられていても、そもそもの件数が少なければ意味はない。

という感じで、クロスメディアとCPAの関係は今後の広告業界のテーマでしょう。やっぱり競合しませんね。



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